Makiko Eda

Chief Representative Officer, Japan, World Economic Forum Tokyo

Makiko held a number of leadership positions in marketing and sales at Intel Corporation in Japan and Asia Pacific region. After serving as president and representative director of Intel Japan for five years, she assumed her current post in April 2018. Makiko has also been serving on the committee for the promotion of regulatory reform by the Japanese government from 2016. A graduate of Waseda University, she holds a master’s degree in sociology from Arkansas State University in the United States.

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世界で最も急速に高齢化が進む日本では、若年層の将来に対する信頼を取り戻すことが急務となっています。 日本は、経済的にも社会的にも、悪循環に陥っています。過去30年にわたる経済成長の停滞によって賃金は低下し、幾度の政策転換にもかかわらず、若年層は家庭を持つことに十分な自信を持つことができないままです。

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日本では「一人勝ち(勝者総取り)」を追求すると、冷ややかな目で見られるのが常でした。むしろ、社会の持続可能な繁栄には、ハーモニー・協調性が欠かせないと考えられていました。こうした思考の背景には、地理的に孤立し、稲作文化であった歴史もあります。島国で、天然資源が限られているため、生き残るには共有しなければならなかったといった要素もあったと考えられます。

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JRS2020

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新型コロナウイルスの感染拡大により、厳しい経済状況に置かれている今、日本では、多くの女性が脆弱な立場に置かれ、ストレスを抱えていることを見過してはいけません。パンデミック(世界的大流行)の影響により、日本でかねてから懸案されているジェンダーギャップの課題が浮き彫りになりましたが、問題は深刻化し続けています。

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09 Mar 2020
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